今回は「セット本せどり」のメリットと
デメリットをお伝えいたします。
簡単に言うと、デメリットは単価コストが高くなる事。
メリットは、需要がある事です。
え、メリットはそれだけ?
と、思われるかもしれませんが需要があるという事は売れるという事です。
物を販売するうえで、これ以上のメリットはありませんよね。
ブックオフを仕入れ先にした場合、
利益を上げようと思うとどうしてもセット本ではコストが高くなり、
敬遠する人も多いと思います。
なにしろ最低価格が108円ですから、巻数が増えれば増えるほど
セットにした時の仕入単価が上がります。
これが最大のデメリットです。
また、ネットで仕入れる場合でも
巻数が揃っていれば揃っていたで本は重いので送料が高くなりますし、
巻数を分けて安く仕入れたとしても送料が複数かかり、
結局、単価が上がってしまいます。
それを避けるためには、やはり実店舗での仕入れをお薦めします。
クーポンやセールは絶対にフル活用しましょう。笑
店舗によって、セールをおこなう曜日や内容も違います。
260円以上の本、5冊以上で20%オフとか、
260円以下の本を10冊で半額などのセールの日はセット本の仕入れ向きです。
店頭に貼られているチラシなどは必ずチェックしましょう。
ブックオフのアプリ会員になると開催前にお知らせが届く店舗もあるので
どの店舗に仕入れに行くかの予定を決めやすいのでお薦めです。
お気に入り店登録すると20%オフの割引券が貰える、
なんてサービスをしている店舗もありました。
こっちから言わないとくれない時もあるので恥ずかしがってちゃダメですよ。
怖いのは、セット本の出品に一般古書店等の参入が
時折見られる事。
彼らの仕入れ(買い取り)金額は、
1冊10円~50円、高くても100円~150円までと予想されます。
古書店がセット本を出品してきたら、一般せどらーでは太刀打ちできません。
が、今のところ本格的な参入は無いようなので、
ゆっくりと、しかし出来るだけ早くセールやクーポンを利用して、
全巻揃えて納品しちゃいましょう。
ゆるせどではセット本のノウハウは出ていませんが、
やる事は変わりません。
店舗仕入れなら仕入れ先は同じなので、
せっかく来たのなら雑誌だけ見るのではなく
セットコミックやセット小説に目を向けるのも良いですよ。
先日物は試しと、
とある文庫コミック全5巻を1セット揃えて納品してみました。
5巻中1冊か2冊にヤケがありましたので状態「可」での出品です。
Amazonに反映されたのは11/13。
売れたのが11/28。
ちょうど半月。
自分ではこんな短期間で売れるとは思っていなかったので嬉しかったですね。
実店舗で丁度1割引きのセール中での仕入れでした。
1冊97円。
5冊で485円の仕入れです。
販売価格は1289円。
手数料や仕入れ金額を引いた利益率が13.3%
大した利益ではありませんが、自分でリサーチしたセット本だったので、
この調子で仕入れればまず間違いなく売れるという事、
そしてわずかでも利益が出る事が証明されました。
セット本の仕入れを始めて気付いたのは、
複数の店舗を廻っても歯抜けの巻数が見つからない事。
つまり、一般の人が自分で探したとして1店舗だけを何度も訪れても、
古本で全巻揃えられるタイミングはそんなに無いだろうという事なのです。
絶版商品ならなおさらです。
一般では手に入りにくい分、需要が上がる訳ですね。
先にもメリットとして書きましたが需要があるという事は、
物を売るうえで実は一番重要です。
私自身、活動範囲内に9店舗のブックオフしかなく、
集め始めた他のセット本は、いまだに揃っていません。
ですが、毎週のように複数の店舗を回る私のようなせどらーのほうが、
一般の人よりもセット本を揃えやすいのは事実です。
それに、実は全巻揃っていなくても出品は出来ます。
何巻から何巻まであるかをしっかり記入して、
状態のほうにも念を押しておくと良いです。
ただ、完結していたら全巻、連載途中なら既存巻が、
全部揃っていた方が売れやすいし、高値を付けやすいのも確かです。
少しでも多くの利益を上げたいなら、
頑張って巻数を揃えましょう。笑
利益の少ない間はセット本はつらいので中古雑誌せどりを実践している人なら、
ついでにくらいのゆるっと感で実践すると良いですよ。
中古雑誌で利益を上げて、セット本でもう少し利益をプラス。
つまりは、副業の副業です。笑
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